第2回目となる術中迅速病理診断が行われました

2018年11月12日(月)、当院で2回目となる遠隔転送画像を用いた術中迅速病理診断が行われました。
当院では、東京大学医学部附属病院地域連携推進・遠隔病理診断センター長の佐々木毅医師ご支援のもと、遠隔転送画像による病理診断検査を10月より実施しております。


今回は、外科の高野靖大医師の依頼により、がん転移疑いの診断目的で検査が行われました。


手術室において腹腔内から結節が摘出され、主刀医と臨床検査技師の相互確認のうえ検査へと進みました。検査室に運ばれた検体は、特殊な機械で急速に凍結処理後、薄くスライスされ、顕微鏡にて観察可能な標本が作製されました。その後、光学顕微鏡が搭載されたスキャナーにて標本を画像化し、東京大学へ診断を依頼しました。


凍結した検体を薄くスライス、標本を作製

凍結した検体を薄くスライス、標本を作製

標本を光学顕微鏡を搭載したスキャナーへ

標本を光学顕微鏡を搭載したスキャナーへ

画像化された標本

画像化された標本


東京大学からの診断結果は“がん転移なし”でした。遠隔診断開始からわずか10分足らずで主刀医の高野医師へ直接電話報告されました。結果に応じた的確な術式にて手術が続行され、手術は無事に終了となりました。


当院は患者さんに安心安全な医療を提供することを目的に、迅速な診断で的確な治療を施せるようこれからも努めてまいります。


投稿日:2018年11月16日|カテゴリ:お知らせ