【ご報告】タレントの原千晶さんを迎え、市民公開講座を開催しました

市民公開講座

2018年8月5日(日)、練馬区の区民産業プラザ3Fココネリホールで、がんの早期発見と先進医療をテーマに市民公開講座を開催しました。タレントで、子宮がんを経験した原千晶さんが特別講演を行い、参加者を前に定期的な検診と早期治療を訴えました。

まずはじめに、当院の渡邉貞義院長がPET-CTによるがん検診の重要性を訴えました。がん細胞の特性を挙げた上で、一度に全身のがん検査が可能なことや早期がんの発見が可能なことなどPET-CTの特長を紹介しました。

続いて、原千晶さんが「大切にしたい、自分のからだ。2度の子宮がんを経験して」と題し、講演を行いました。体調の異変に気づいて病院を受診、そして手術を決意し、治療を受けるに至った過程を詳細に語りました。

原さんの講演後、当院婦人科の浅田弘法先生が登壇。「婦人科疾患における胸腔鏡下手術の現状について」と題し、発症頻度の高い子宮内膜症と子宮がん(子宮体がん・子宮頸がん)、骨盤臓器脱に焦点を当てて講演を行いました。それぞれの症状と問題点、予防法、胸腔鏡下手術の方法、術後成績などを紹介しました。

最後に、南東北がん陽子線治療センターの鈴木志恒先生が陽子線治療について紹介しました。従来の放射線治療との比較を行い、ピンポイントで照射でき、正常細胞に影響を与えない、やさしいがん治療であることを強調しました。

ココネリホールでの講演は、盛況のうちに終了することができました。参加者の皆さま、暑い日差しが照りつけるなか会場にお越しいただき、ありがとうございました。


市民公開講座

渡邉貞義 院長

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浅田弘法 医師(婦人科)

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鈴木志恒 医師(南東北がん陽子線治療センター)

市民公開講座

ご来場ありがとうございました



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公開日:2018年8月9日 |最終更新日: |カテゴリ:院外