整形外科

整形外科について

骨、関節、筋肉などの運動器の外傷、疾患全般を担当します。大学病院との連携をはかりつつ、地域ニーズに合わせて対応していきたいと考えています。また、当院は日本整形外科学会より研修施設として認定されています。

整形外科で診る病気

  • 骨折・捻挫など四肢の外傷
  • 骨粗しょう症
  • 変形性関節症などの変性疾患

当院では、脊椎圧迫骨折、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症などの脊椎疾患は脊椎脊髄センター(脳神経外科)にて対応しています。

施設認定

日本整形外科学会認定専門医研修施設

診療内容と特色

変形性膝関節症

変形性膝関節症は中年期以降に多く、潜在的に3000万人以上が予備軍であるといわれています。

変形の度合いに応じて、下肢筋力強化、バランス強化や温熱療法などの理学療法、装具療法、薬物治療を組み合わせて治療を進めます。病期が進んでいる場合には関節鏡や骨切り術、人工関節置換術などの手術を行います。

当院では人工膝関節置換術を行うことが多く、全身状態に問題がなければ両膝同時手術も行っています。

大腿骨近位部骨折

大腿骨近位部骨折は代表的な脆弱性骨折で、脚の付け根の股関節の近くで大腿骨が折れる骨折です。他部位と比べて受傷頻度が高い傾向が見られます(全国では1年に10万件以上)。寝たきりにならないためには手術療法が原則となります。

当科では骨折の部位に応じて、骨折部を髄内釘で固定する方法か人工骨頭挿入術を行っています。いずれも術後早期からリハビリを開始して離床をすすめています。

鎖骨骨折

大腿骨近位部骨折の次に多い骨折が、鎖骨の骨折です。転倒して手をついた衝撃が腕から肩を通って、鎖骨が折れることが多いようです(介達外力による骨折)。

骨のずれが少ない場合は装具を装着して経過をみることもありますが、早期社会復帰のため手術を行うケースが多く、チタン製のプレートなどを使用して骨折部を固定します。3日程度の入院が必要ですが、強固な内固定が得られます。

主な手術件数

内訳 2020年 2021年 2022年
上肢の骨折観血的手術 78 80 77
下肢の骨折観血的手術 75 92 140
人工骨頭挿入術 69 93 68
人工関節置換術 20 27 42
関節鏡下手術 44 87 58

スタッフ紹介

渡辺昌彦医師

渡辺 昌彦

副院長/整形外科部長

主な経歴

  • 1993年 日本大学医学部 卒業

専門としている領域

  • 関節外科
  • 関節リウマチ

専門医・指導医

  • 日本整形外科学会認定整形外科専門医
  • 日本整形外科学会認定リウマチ医・運動器リハビリテーション医
釜田 祥史医師

釜田 祥史

医長

主な経歴

  • 2013年 自治医科大学医学部卒業

専門としている領域

  • 膝・足、外傷一般
櫻井 好太郎医師

櫻井 好太郎

医長

主な経歴

  • 2016年 横浜市立大学医学部卒業

専門としている領域

  • 外傷、スポーツ外傷、関節鏡、整形外科一般

専門医・指導医

  • 日本整形外科学会認定整形外科専門医
神津 崇

神津 崇

医長

主な経歴

  • 2017年 日本大学医学部 卒業

専門としている領域

  • 整形一般
    スポーツ外傷
    膝疾患

専門医・指導医

  • 日本整形外科学会認定整形外科専門医
桑原 祥平

桑原 祥平

医長

主な経歴

  • 2018年 横浜市立大学医学部卒業

専門としている領域

  • 整形外科一般、股関節

専門医・指導医

  • 日本整形外科学会認定整形外科専門医
神津 崇

片山 悠志

医員

主な経歴

  • 2020年 山梨大学医学部 卒業

専門としている領域

  • 整形外科一般

専門医・指導医

  • 日本医師会認定健康スポーツ医
男性医師イラスト

森本 祐介

非常勤医師

主な経歴

  • 1997年 日本大学医学部 卒業

専門としている領域

  • 整形外科一般
  • スポーツ外科

専門医・指導医

  • 日本整形外科学会認定整形外科専門医
  • 日本整形外科学会認定スポーツ医
  • 日本スポーツ協会公認スポーツドクター
  • 医師臨床研修指導医

診療時間

 
午前 桑原
櫻井
釜田 片山
岩本
森本
神津
釜田
斉藤(明)
交替制
午後 神津
14:00~
桑原 岩本 櫻井
島倉(第1除く)
片山
斉藤(明)
長谷川(第1)
13:30~