尿路結石と診断された方へ
どんな治療になるの?をご説明します。
患者さんのためのQ&A
尿路結石には、腎結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石があります。
尿路結石と診断されてもすぐに手術が必要になるわけではありません。
石の大きさや位置によって自然排石を期待できる可能性もあります。
しかし、自然排石しない場合やお薬で痛みが取れない場合、感染を起こしていたり、腎臓の機能が悪化傾向にある場合には手術による破砕を検討します。
無症状の結石でもいつ症状が現れるか分からないため安心できません。
内視鏡で行う治療(TUL)
手術治療の選択肢の一つに、経尿道的尿路結石破砕術(TUL)があり、当院では腎結石、尿管結石に対するTULを得意としています。
尿道から細い内視鏡を挿入し、結石をモニター画面で確認しながらレーザーで結石を砕き全て取り除きます。全身麻酔で行うため手術中痛みはなく、体に傷がつかない負担の少ない治療法です。
具体的な手術内容
通常のTULでは、レーザーで砕いた結石の破片を1つずつ専用の機械で回収するため複数回手術が必要になることがあります。そこで当院では、最新の細径の内視鏡と結石を砕きながら吸引する特殊な機械を組み合わせることで1回の手術で結石を全て除去することを目指しています。
大きな腎結石や尿管結石では、腎臓に穴をあけて結石を除去する手術が検討されることがありますが、当院では最新の機械を用いることで腎臓に穴をあけることなく、効率的に結石を除去できる可能性があります。
入院期間について
経過が順調であれば2泊3日ですが患者様により異なります。
週末を利用した手術も対応できますので診察時に医師にご相談ください。
詳しい入院期間については、結石の状態や全身状態を確認したうえでご案内します。
手術前に不安を感じている方へ
尿路結石の治療について説明を受けると、
「どんな手術なのだろう」
「体に傷はつくのだろうか」
「何日くらい入院するのだろう」
と、さまざまな疑問が出てくると思います。
尿路結石の治療は、結石があるからといって一律に手術を行うものではありません。結石の状態や症状などを確認し、自然に排石される可能性があるのか、治療が必要なのかを判断します。
手術が必要な場合も、患者様と相談しながら適した治療方法を検討します。
また、持病のある方や、ほかの診療科に通院中の方についても、必要に応じて関係する診療科と連携しながら治療方針を検討します。
「自分の場合は手術が必要なのか」「どのような治療になるのか」など、気になることがあれば診察時にお尋ねください。
現在の結石の状態と、考えられる治療方法について、できるだけわかりやすくご説明します。
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監修 泌尿器科 医長 鈴木 秋吾先生 鈴木先生にご相談・診察をご希望の方はこちら |