呼吸器外科

診療時間

曜日
午前 小田
午後

休診・代診、診療時間変更についてはこちらをご覧ください。

当院呼吸器外科について

小田医師

 総合東京病院呼吸器外科では「世界的視野にたった最高水準で最先端の医療を追求し、それを地域の皆さまの診療に活かしていく」所存です。呼吸器外科統括部長として着任した小田誠医師は金沢大学付属病院勤務での20年以上にわたる経験、ハイデルベルク大学Thoraxklinik Heidelberg(ドイツ)での1年3月間の臨床留学、アメリカでのロボット手術の留学経験を基に24時間体制での呼吸器外科医療を目指していきます。
 呼吸器外科では肺がん(原発性、転移性)をはじめ、呼吸器外科疾患全般(気胸、膿胸、縦隔腫瘍、手掌多汗症など)を対象に診断から治療まで行っています。  特に肺がんは患者数が年々増加傾向にあり、治療法の選択肢も広がっています。現在では外科切除を受けた肺がん患者の5年生存率は69.9%と, 約7割の患者さんが5年以上生存できるようになりました。
 小田医師は「胸腔鏡手術」のパイオニアとして全国の若き呼吸器外科医の指導にもあたってきました。しかし、胸腔鏡手術のみにこだわることなく、病態に応じては開胸手術も選択するなど、確実で安全な手術が何よりも重要と考えております。早期病期の肺がんに対する胸腔鏡手術から進行肺がんに対する拡大手術まで、患者さんの病態、全身状態に応じて適切な治療法を患者さんと相談しながらすすめていきます。
 患者さんが安心して病気に向き合えるよう、紹介して頂いた先生方を始めとして当院の呼吸器内科・外科・心臓血管外科・放射線科・リハビリテーション科などと連携協力して、外来から退院後までサポートさせていただきます。
 「気診心診」、「病気ではなく病人をみよ」かつ「病人ではなく病気をみよ」の心構えを持ち、「痛くない」すなわち「創のない」手術という「夢」の実現にむけて患者さんひとりひとりのより良き人生に向けてのお手伝いをさせて頂ければ幸いです。

対応する主な疾患

  • 肺癌(原発性、転移性)
  • 気胸
  • 膿胸
  • 縦隔腫瘍
  • 胸壁腫瘍

検診等で見つかった胸部異常陰影の精査も行っております。原則として受診日に胸部CTスキャンを施行して今後の方針を説明いたします。

当院で施行できる検査

  • CTスキャン
  • MRI
  • PET-CT
  • 気管支鏡検
  • 肺機能検査
呼吸器外科

手術について

 呼吸器外科統括部長の小田誠医師は金沢大学付属病院での20年以上にわたる経験、ハイデルベルク大学Thoraxklinik Heidelberg(ドイツ)での1年3月の臨床留学を中心にアメリカでのロボット手術短期留学、ニューハート・ワタナベ国際病院呼吸器外科立ち上げなど、肺がんを中心に、呼吸器外科疾患全般(気胸、膿胸、縦隔腫瘍、手掌多汗症など)を対象に6000名以上(肺癌3000名以上)の呼吸器外科患者さんの診断から治療まで携わってきました。
 当院においても2016年7月から呼吸器外科手術を再開しました。他科、他職種との風通しの良い連携のもとに世界最高の医療を患者さんに提供することをこころがけております。胸腔鏡を用いた体に優しい低侵襲手術から進行肺癌に対する拡大手術まで、患者さんの病気の状態に応じた治療を患者さんと一緒に悩み、相談しながら行っています。

胸腔鏡を用いた体に優しい低侵襲手術

 肺の手術では肋骨の間から胸の中に入る必要があります。
 そのため、胸を大きく開く開胸手術では肋骨を切断したり、胸腔鏡下手術でも胸の間にポートと呼ばれる円筒を留置することが必要です。これにより肋間神経が障害されますので、胸の手術は一番痛い手術に分類されております。
 この疼痛を最小限に抑えるために胸に創のほとんど残らない肋弓下経横隔膜アプローチをわれわれは開発して100人以上の患者さんに施行してきました。 この方法では、肺の一部を切除する肺部分切除では胸に3mmの創を2カ所にあける手術、区域切除や肺葉切除では胸に5mmの創を3カ所にあける手術を行っております。他にもう一か所1.2㎝のポートを肋間以外の場所に留置します。これらの手術により、9割以上の患者さんは術後2日~5日で自宅退院が可能な状態となっております。
 また、複数レベルでの肋間神経損傷を避けるために,1肋間にだけポートあるいは切開創をおいた単孔式手術も疾患に応じて施行しております。

さらなる低侵襲化をめざした胸腔鏡下手術

★ 肋間操作による肋間神経障害に起因する疼痛を避けるために、肋間には最小径のポートを設け、肋間以外の部位に主たる切開創を設けた胸腔鏡下手術
★★ 複数の肋間にポートを留置することによる複数レベルでの肋間神経損傷による疼痛を避けるために、 1肋間にだけポートあるいは切開創をおいた単孔式胸腔鏡下手術

診療実績

スタッフ紹介

小田 誠

小田 誠

呼吸器外科統括部長

主な経歴

  • 1984年 金沢大学医学部 卒業

専門としている領域

  • 呼吸器外科
  • 肺癌
  • 縦隔腫瘍
  • 胸壁腫瘍
  • 気胸
  • 胸腔鏡手術

専門医・指導医

  • 日本外科学会外科専門医・指導医
  • 呼吸器外科専門医合同委員会呼吸器外科専門医
  • 日本呼吸器外科学会指導医
  • 日本胸部外科学会指導医
  • 日本呼吸器学会専門医
  • 日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医・指導医
  • 日本消化器外科学会認定医
  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  • ダヴィンチコンソールサージャン
  • 日本ロボット外科学会評議員

【主な学歴・職歴】

1984年
金沢大学医学部卒業
1989年
金沢大学大学院博士課程修了
1990年
金沢大学医学部附属病院 第一外科 助手
1997年
同上 講師
2004年
石川県立中央病院 外科部長(2005年~がん診療センター長併任)
2006年
金沢大学附属病院呼吸器外科臨床教授 兼 金沢大学大学院医学系研究科准教授
2014年
ニューハート・ワタナベ国際病院病院長 兼 呼吸器外科部長

【国外留学等】

1992年7月~1993年9月
ハイデルベルク大学Thoraxklinik Heidelberg 胸部外科(ドイツ)
2002年2月
文科省短期海外派遣 「胸部外科領域における遠隔操作用ロボットの開発動向調査」East Carolina大学(米国)

ハイデルベルク大学病院Thoraxklinik Heidelberg(ドイツ)
(1992年7月~1993年9月、小田医師が留学。年間2000例以上の呼吸器外科手術が行われている)
(Thoraxklinik at Heidelberg University Hospitalホームページから)


【資格】
日本外科学会(外科専門医・指導医)、呼吸器外科専門医合同委員会(呼吸器外科専門医)、日本呼吸器外科学会(指導医)、日本胸部外科学会(指導医)、日本呼吸器学会(専門医)、日本呼吸器内視鏡学会(気管支鏡専門医・指導医)、日本消化器外科学会(認定医)、癌治療認定医、ダヴィンチコンソールサージャン、日本内視鏡外科学会評議員、日本呼吸器外科学会評議員、日本呼吸器内視鏡学会評議員


【国際交流】
中華人民共和国衛生部中日友好病院 客員教授
フィリピン低侵襲胸部外科学会 名誉フェロー

小田医師が
“The Best Doctors in Japan 2016-2017”に選出されました。
“Best Doctors”とは、ベストドクターズ社が、膨大な数の医師に対して 「もし、あなたやあなたのご家族が、あなたの専門分野の病気にかかった場合、 どの医師に治療をお願いしますか?」とアンケートを行い、その中で治療能力、 研究成果、最新医学情報への精通度などを考慮した上で、ある一定以上の評価を 得た医師を名医(Best Doctors)と認定しているものです。
>> ベストドクターズ社公式サイト

 

伊藤 卓也

伊藤 卓也

医員

主な経歴

  • 2012年 東京大学医学部 卒業

専門としている領域

  • 心臓血管外科
  • 呼吸器外科

専門医・指導医

  • ダヴィンチコンソールサージャン

小田医師が紹介された本など

がん 命を託せる名医

『がん 命を託せる名医』
熱い志で奮闘する医療現場の精鋭たちその技と素顔 出版社: 世界文化社 (2012/9/21) (P.44に掲載)

   
PRESIDENT (プレジデント)

『PRESIDENT (プレジデント)』
PRESIDENT 2012年 9/3号に掲載されています。 出版社: プレジデント社; 月2回刊版 (2012/8/11)

   
手術数でわかるいい病院

『手術数でわかるいい病院』
手術数でわかるいい病院 2012に掲載されています。 出版社: 朝日新聞出版週間朝日ムック (2012/2/29)