放射線治療センター

診療時間

毎週木曜日 午前
休診・代診、診療時間変更についてはこちらをご覧ください。

予約制となっております。下記までご連絡ください。

   ご予約  03-3387-5545(外来予約専用)
    受付  月曜~土曜 9:00~17:00
お問い合わせ  080-3758-7302(放射線治療センター直通)
    受付  月曜~金曜 9:00~17:00  

放射線治療とは?

放射線治療は、放射線ががん細胞のDNAに作用し増殖を抑え、がん細胞を死滅させる治療法です。最大の利点として「身体の外観や機能」を温存できる可能性が非常に高く、身体にメスを入れることなく治療できることから、年齢や持病のために手術ができない場合でも有効です。
近年では日本でも高精度・高線量放射線治療が本格的に行われるようになり、痛みを和らげることが目的の緩和療法からがんを完治させる根治治療へ、放射線治療の役割がシフトしています。2011年には、新患がん患者に対する放射線治療の適用率は、日本では約25%であるのに対して、米国では60%以上であり、今後日本でも適用率が上がっていくことが予想されています。

高精度放射線治療の主な特長

TrueBeam STx

バリアンメディカルシステムズ社製リニアック TrueBeam STx

Copyright ©2016, Varian Medical Systems, Inc. All rights reserved.

  • ピンポイントでがん細胞に照射、副作用を最小限に
    ミリ単位の高精度でがん細胞の位置を補足、周辺の正常細胞への被ばくを極力少なくしながら照射します。治療計画時と治療時のズレを修正する技術も搭載され、正確な照射を追求しています。
  • がん細胞に対してさらに高い放射線量を当てる技術を搭載
    精密にがん細胞の形状を型取ってビームの形を変えたり、X線の強さを調節してさらに集中照射(IMRT)することも可能です。

治療の対象となる主な疾患

  • 乳がん
  • 前立腺がん
  • 肺がん
  • 頭頸部がん
  • 食道がん
  • 悪性リンパ腫
  • 婦人科腫瘍(子宮がん等)
  • 脳腫瘍
  • 肝がん
  • 膵臓がん
  • 転移性腫瘍(脳・骨等)、その他悪性腫瘍、一部良性腫瘍

治療例

悪性リンパ腫

悪性リンパ腫 治療前

治療前

悪性リンパ腫 治療後

治療後


扁平上皮癌

扁平上皮癌 治療前

治療前

扁平上皮癌 治療後

治療後


治療の流れ

①お申込み

  • お電話でお申込みいただき、来院日を決定します。
    03-3387-5545(外来予約専用)にてご予約ください。 すでに他の病院の診察や治療を受けられている場合は、主治医からの紹介状や画像データ(CT、MRIなど)をご用意ください。

②受付

  • 受診予約日に当院受付窓口までお越しください。

③外来受診

  • これまでの病歴、受けてきた治療、現在の状態、他院からの紹介状をもとに放射線治療が可能かどうかを判断します。

④治療計画作成

  • 治療にあたって患者さんに合わせた固定用の器具を作り、治療計画用のCTやMRIを撮影します。撮影した画像をもとに治療計画を作成します。

⑤治療開始

  • 病変の大きさや形、場所によって照射回数は変動しますが、治療期間は目安として1~2ヶ月ほどです。1日1回、時間にして5~10分程度照射します。その後ご自宅にお帰りいただけます。

放射線治療Q&A

リニアックとは何ですか?
日本語で直線加速器といわれるもので、荷電粒子を一直線上で加速させて発生した放射線を当てることで、がんなどの治療を行う放射線治療装置です。
放射線を当てることで痛みはありますか?
放射線の照射自体に、痛みや熱さはありません。
しかし照射回数が増えるに従って、照射した箇所に粘膜炎や皮膚炎が起こることがあり、それらの症状が強い時には痛みが伴います。
照射時間はどのくらいですか?
5~10分程度です。
だいたい何回くらい照射しますか?
病状によりますが、1日1回を約25~30回、期間にして1~2ヶ月行います。(1回又は数回で行うこともあります)
放射線治療中の生活で注意することはありますか?
患者さんのほとんどは、放射線治療をはじめる前と同様の生活を送ることが可能です。
放射線治療の範囲や方法などによっては、体調が変化する場合もありますので、その際は医師の指示に従ってください。
医療費について教えてください。
健康保険が適用されます。また高額療養費の申請対象にもなり、お手続きいただく一定額以上の自己負担分は還付されます。治療の内容により費用が異なりますので詳細についてはご相談ください。

スタッフ紹介

放射線治療は小児から超高齢者まで外来で治療できる身体にやさしい治療です。特に最近では強度変調放射線治療(IMRT)などの、腫瘍だけに正確に当てる新しい技術が開発され、治癒率が上がるとともに副作用も少なくなっています。
初めての治療には不安も多いと思いますが、身体的にも精神的にも負担の少ない治療を全スタッフで提供してまいります。


国枝 悦夫

国枝 悦夫

放射線治療センター
東海大学医学部専門診療学系放射線治療科学教授

主な経歴

  • 1981年 慶應義塾大学医学部 卒業

専門としている領域

  • 放射線治療(特に脳腫瘍、乳がん、前立腺がん、画像誘導高精度放射線治療)

専門医・指導医

  • 放射線治療専門医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医